美しさとパフォーマンスの融合。パニガーレV4の開発において、ドゥカティのデザイナーは、デザイン・アイコンの916を現代に蘇らせ、そのDNAを最新のデスモセディチGPの遺伝子と融合させ、ドゥカティの歴史に敬意を表しながらも可能な限り最高のパフォーマンスを提供するモデルを生み出すことを目指しました。

新型パニガーレV4の全体的なプロポーションには、フロントエンドが高く、テールがわずかに低くなっている、ドゥカティ916のイメージが色濃く反映されており、車体のバランスが取れて、過去のドゥカティ・スポーツバイクの典型的な水平基調のダイナミクスが表現されています。クリーンでエレガントなサイド・フェアリング。

フェアリング上部のエア・エクストラクターは目を引きますが、フェアリング下部は、一見するとドゥカティ916スタイルの単一のフェアリングのように見えます。しかし、実際にはオイルクーラーの熱を放出するためのエアベントが隠されています。

感動的な速さ。ドゥカティ・スーパーバイクの第7世代は、総合的なパフォーマンスを向上させるために開発され、レースの世界における経験と成功から生まれたテクニカル・ソリューションを導入しています。パニガーレV4は、今日のこのセグメントで最も高性能なスポーツバイクであり、そのSBKバージョンはスーパーバイク世界選手権のタイトルを2年連続で獲得しています。

ライダーの疲労は少なくなり、精度が向上し、ラップタイムが短縮され、タイムセッション中の安定性とスピードが向上しています。また、乗りやすくなり、コーナーへの進入速度もより速くなり、あらゆるライダーのパフォーマンスを向上させるスポーツツールです。

ドゥカティはパフォーマンスを正確に比較するため、ラップごとのパフォーマンスを比較するためにドゥカティ・コルセが開発した方法論を使用して、ロードバイクの数値を測定しました。社内では、これは「タイム・ディファレンス・アナリシス」（時間差分析）と呼ばれています。ここでは、すべてのコーナリングが注意深く検査されました。その結果、サーキットの特定のエリアで、パフォーマンスの向上が顕著になる傾向が認められました。上記のインフォグラフィックからわかるように、新型パニガーレV4はすべての分野で改善されていますが、もっとも大きなパフォーマンスの向上は強調表示されているエリアで実現しています。